こんにちは。大工の中川です。
今回は福岡市早良区脇山にて、倉庫のトタン張り工事を行いました。
ビフォー
既存の躯体の強度が不足しているため倒壊の危険性があり、無理に古いトタンを剥がすことはしませんでした。既存屋根の上をカバーする形で新しい屋根を張りました。
工事の途中
屋根の板は小波のガルバリウム鋼板を使います。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム、亜鉛、シリコンの合金をメッキ加工した鋼板で、耐久性や耐食性に優れた建材として知られています。
ガルバリウムが使用される前は、防食作用を持つ亜鉛にメッキを施した金属建材である「トタン」が一般的でした。 しかし、トタンは時間が経過するにつれて亜鉛が溶け出し、防食作用が落ちるといった欠点がありました。 この欠点を補うべく開発されたのが、ガルバリウムです。ガルバリウムの素材であるアルミには、亜鉛が溶けたことで発生する穴を補修する「保護作用」を持っています。そのため、亜鉛の防食作用とあわせて「自己修復作用」を持ち、耐久性の向上につながりました。 ガルバリウム鋼板の誕生以降は、トタンからの移行が進み、現在では多くの家屋に使用される建材となっています。
特徴としては、
耐久性: 錆びにくく、適切なメンテナンスで25~35年の耐用年数が期待できます。
軽量性: 他の屋根材や外壁材と比べて非常に軽く、耐震性が高いです。
加工性: 柔軟性があり、複雑な形状にも対応可能。
デザイン性: シンプルでモダンな外観が特徴で、多彩なカラーバリエーションがあります。
メリットとしては
錆びに強い: アルミニウムと亜鉛の保護作用により、錆びの進行を抑えます。
耐震性: 軽量なため、地震時の建物への負担を軽減します。
断熱性・遮音性: 断熱材一体型の製品を選ぶことで、快適な室内環境を実現。
メンテナンス性: 汚れが付きにくく、セルフクリーニング効果があります。
環境配慮: リサイクル可能で、地球環境に優しい素材です。
デメリットとしては
初期費用が高い: 他の建材と比べて施工費用がやや高め。
凹みやすい: 薄い金属板のため、外部からの衝撃に弱い。
デザインの制約: 窯業系サイディングに比べるとデザインの種類が少ない。
断熱性の限界: 断熱材がない場合、断熱性や遮音性が劣ることがあります。
ガルバリウム鋼板は、耐久性やデザイン性を重視する方にとって魅力的な選択肢ですが、コストや用途に応じて慎重に検討することが大切と言えます。
完成しました
屋根カバーとは、古い屋根の上に新しい屋根を被せる工法です。外壁金属サイディングと同様、既存の屋根はそのままの状態で工事ができるため、工事期間と費用の削減が可能です。 工事の手順としては、スレート素材の屋根に防水シートを貼り付け、ガルバリウム鋼板の屋根を取り受けます。防水シートはルーフィングや下葺き材と呼ばれており、雨漏り防止の効果があります。 ガルバリウム鋼板の屋根も防水機能を持ち合わせているため、防水シートと二重の雨漏り防止効果が期待できます。
ガルバリウム鋼板は、1972年にアメリカのベスレヘムスチール社が開発した鋼板で、現在ではトタンに代わって主力の建材となっています。
【今回の工期と概算費用】 工期:2日間 費用:約437,000円(税別)
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機会がありましたらカラオケで歌ってみてください。
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内装も おまかせ
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おうち おうち おうち
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さあさ タクミで 住まいのリフォーム
みんなが タクミを 待っている